加齢による体力不足を改善しよう

年齢を重ねるにつれて体力が続かなくなったと感じる看護師は少なくありません。
看護の仕事は座る機会が少なく、立ち仕事のひとつに数えられています。
このように全身を酷使することから、肩こりや腰痛に悩まされている看護師は多いです。

そこで重要になってくるのが、体力の強化です。
体力をつければ疲れを感じにくくなり、多少の無理をしても身体が持ちこたえてくれます。
体力の低下は加齢に伴い誰もが実感する課題です。
実際、30歳を超えたあたりから変化を感じ出す人が多いようです。

例えば、若いころは徒歩通勤が苦痛にならなかった人でも、30代になってから息切れをするようになったという事例があります。
何歳になっても元気に働くためには体力作りが大切であり、そのためにはまず適正体重を維持することが重要です。
体重が重たければ重たいほど、同じ仕事をしていても身体により多くの負担がかかります。
肥満体の人がウォーキングをすると、適正体重の人より疲れやすいのと同じです。

適正体重を超えている方は、栄養バランスを崩さない範囲で食事制限をする、仕事に影響しない程度の運動を取り入れる、などの工夫をしてみましょう。
身体の筋肉が減少すると疲れやすい体質に変わっていくので、体力作りのためにもタンパク質は多めに摂取してください。
豆腐や豆乳、おからなどの大豆食材は高品質のタンパク質を含んでいるのでおすすめです。
また、効率的にダイエットをするには糖質制限が役立ちますが、過度に制限すると脳の栄養が欠乏してしまうので、その点は注意が必要です。